あずきごはんの日記

ドラマや映画の感想、推しへの愛を叫ぶブログです。

【サヨナラまでの30分】青春音楽映画の傑作を激推ししたい

ちはやふる原作者の末次由紀先生は言いました。「もう青春映画はこの一本でいいんじゃないか」と。

この感想を最初に聞いた時は「さすがに大袈裟ですよ先生!!」と思いましたが、今や私も全く同じ心境です。

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「サヨナラまでの30分」

メジャーデビューを目前に解散したバンドECHOLL
1
年後のある日、突然大学生の颯太が現れ、 メンバーのヤマケン、重田、森の日常にずかずか踏み込み再結成を迫る。
誰をも魅了する歌声を持ち、強引だがどこか憎めない颯太に、少しずつ心を動かされていくメンバーたち。実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキだった!
偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わる事ができ、1つの体を共有していく。
人づきあいが苦手で、はじめはアキを毛嫌いしていた颯太。「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。
30
分ごとの入れ替わりを何度も繰り返す、正反対の2人の共同生活がスタート。
ひとりで音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知る。
アキも颯太の体を使ってバンドを復活させ、音楽のある生活を取り戻したが、ECHOLLを去った恋人・カナだけは戻ってこない。
カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとする2人。
そんな日々の中で颯太もカナに心惹かれていき、カナもどこかアキの面影を感じる颯太に、心を開き始める。
すべてがうまくいくように見えたが、ふとした事から颯太=アキなのではないかとカナは気が付いてしまう。
一方カセットテープに異変がおき、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていく。

HPから引用

 

北村匠海新田真剣佑のW主演。久保田紗友清原翔葉山奨之上杉柊平など旬のキャストが集ってます。

このキャスティングを見て「人気イケメン揃えたキラキラ青春映画(笑)でしょ??」と思う方も居るかもしれません。そんな方に一言。

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とりあえず観てください!!!

ただの青春映画じゃないんです!!!

 

今回はこの映画をより多くの人に届けたい一心で、推しポイントを語らせていただきます!!動員伸びろ!!大ヒットロングラン上映しろ!!(心の叫び)

 

今作の推しポイント

①脚本・演出が秀逸

監督は「東京喰種」などの萩原健太郎さん、脚本は「凪のお暇」でお馴染みの大島里美さん。

 

ストーリーは上のあらすじの通りで、「カセットテープを再生する30分間入れ替わる」という設定からして割とファンタジーな感じ。

設定的にも展開的にもちょっと無茶なところはあるのですが、そんなもん気にならなくなるくらいストーリーと演出が良い。

 

めちゃくちゃ「青春」って感じでキラキラしてるけど、それだけじゃないというか…

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とりあえず予告の時点で、演出&ストーリーのセンス爆発っぷりを1.5割くらいは実感できると思います…後は劇場で…。

 

↓素晴らしき予告


映画『サヨナラまでの30分』本予告 2020年1月24日(金)全国ロードショー

 

②音楽がめちゃくちゃ良い

androp・odol・mol-74・雨のパレード・Ghost like girlfriend・Michael Kanekoが楽曲提供しております。音楽プロデューサーはandrop内澤崇仁。

 

↓楽曲提供アーティストによる座談会


映画『サヨナラまでの30分』楽曲提供アーティスト座談会SP! 1月24日(金)全国ロードショー

 

そんな豪華な提供曲を北村匠海新田真剣佑が歌っているのですが…とにかく素晴らしい。

もちろん曲はめちゃくちゃ良いし、2人とも歌が上手すぎる。絶対に劇場で聴くべき。

 

音楽映画、特に今作の颯太のように「誰もを魅了する声のボーカル」って設定だと、歌う役者側のハードルがぶち上がる。

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でもそこはさすが北村匠海。長年バンド活動をしているだけあってめちゃくちゃ歌が上手い。彼が歌い出した瞬間に鳥肌立った。完全にライブの感覚。

私はこれまで主に俳優・北村匠海を応援してきましたが、音楽活動の方も本格的に追いたいと思わされました。

 

アキは「メジャーデビューできるボーカルだけど経験は浅め」って感じで、めちゃくちゃ加減が難しかったと思うのですが、真剣佑の歌声が本当に絶妙。

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甘く切ない歌声で、上手いけどテクニック的なものは感じさせないというか…役の感情が乗りまくってて良い意味でめちゃくちゃ素直。

 

本人も「完成されてない歌い方にした」って言ってて、まっけんのマジ歌は更にやばいのかと思うと震えが止まりません。

www.vivi.tv

そして彼の狙い通り、洗練されたプロとは少し違う感じの歌声が、物語に説得力を持たせてました。すげぇよまっけん…。

 

↓予告でも使われてる名曲「もう二度と」


ECHOLL 「もう二度と」 (MV フル ver.)

 

北村匠海の演じ分けがやばい

私の中で北村匠海くんといえば、2種類の超絶ハマり役を持ってる俳優。

 

(1)グイグイくる犬っぽ可愛い系の役

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「隣の家族は青く見える」青木朔

「グッドワイフ」朝飛光太郎

 

(2)振り回され根暗系の役

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「君の膵臓をたべたい」志賀春樹

君は月夜に光り輝く岡田卓也

 

この映画では両方見られます。

 

映画ではアキ(新田真剣佑)が度々、颯太(北村匠海)の体を借りて行動します。

つまり、匠海くんは「颯太」と「颯太の中に入ったアキ」を演じています。

 

実質1人2役。しかも性格は正反対。

まっけんの独特なかわいさを演技で出すの難しいやろうな…と思っていたのですが…。

 

北村匠海、完全に真剣佑でした

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まっけんの動きや表情を完璧にコピーしてる。

割と頻繁に入れ替わるけど、匠海くんの演技だけで、颯太の中にどっちが入っているのかが分かる。

 

ちなみに、映画のクライマックスでは更にややこしい演技をしています。

ネタバレになるので詳しくは話しませんが、本当に凄いのでぜひ劇場で観てもらいたい(語彙力足りない…)

 

あと、アキが憑依してる時と素の颯太の時で、歌い方や楽器の弾き方、ノリ方も変えてる。

これは役者だけでなく、ミュージシャンもやってきた彼だからこそできたんじゃないかなと思います。

 

こんな感じで天才的な演じ分けはもちろん、歌ってる北村匠海の姿&歌声も堪能できる。

 

この映画は北村匠海フェスなのです(は??)

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とりあえずこれを観れば、匠海くんの色んな魅力を知ることができて大変お得。

ここまで匠海くんの魅力をフル活用できる作品は後にも先にもこれっきりかもしれない…。

 

1人2役と言えば「キングダム」の吉沢亮、「累」の土屋太鳳などが最高の演技を見せていましたが、ここに「サヨナラまでの30分」の北村匠海を並べたい。

 

新田真剣佑が沼

この映画のまっけん、めちゃくちゃ可愛いです。

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まっけんが可愛いことなんて全人類周知の事実ですが、改めて言いたくなるくらいにはまっけんが可愛い。

動きも笑顔も明るさも全部かわいいし、まっけん本人に通じる部分がある。

これ当て書きなんじゃない??

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そしてただ可愛いだけでなく、決めるところはしっかり決めるし、めちゃくちゃ男らしい。

単純にカッコよくて、人としてめちゃくちゃ魅力的。

 

更に役柄的にとても切ない。

ネタバレになりそうだから詳しくは言えないけど(さっきからそればっかり)、泣きそうになる場面には99.9%まっけんが絡んでる。

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まっけんと言えばあまりにも美しすぎるお顔ですが、切ない表情や涙がめちゃくちゃ映えるんですよ…。切ないのに美しくて目を離せませんでした…。立派になったねまっけん…(何目線??)

 

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まだ2020年も始まったばかりですが、「サヨナラまでの30分」が個人的な2020年ベスト映画になるかもしれません。

 

上映館は少ないけど、この映画目的で遠出してもお釣りがくるくらい名作です。

ぜひ!!!劇場へ!!!

佐藤健の顔が良い

TBS火曜10時枠のドラマ「恋はつづくよどこまでも」

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ドジっ子ヒロイン×病院という「ナースのお仕事」でしか許されないような設定で、ベッタベタのラブストーリーを展開するドラマ。

特に主人公の佐倉七瀬にはツッコミ所しかないので、松下由樹に「さ〜く〜ら〜」って言ってもらいたい。

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「G線上のあなたと私」「カルテット」などと同じ枠で放送されているとは思えない今作ですが、確実に推せるポイントが1つあります。

 

ずばり、佐藤健の顔が良い

 いや、もう本当に信じられないくらい顔が良い。「顔が良い」って概念を擬人化したら佐藤健になるし、顔の良さだけで世界救える。「佐藤健の顔が良い」だけ呟いて生きていたい。さすが生まれついてのナチュラルボーングッドルッキング愛されガイ。

 

佐藤健の顔に集中しすぎて、ドラマの内容が入ってこないけど、そのおかげで中々にアレなストーリーがあまり気にならなくなってるとも言える。

 

まずハイネックが天才。

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健本人が「天堂先生は心を閉ざしてるから、あんまり肌を見せないファッションなんだよ(ニュアンス)」って言ってたけど、黒ハイネック+白衣って組み合わせは天才すぎるし、健に似合いすぎる。

今、宝くじが当たったら、健にハイネックを選んでくれた方とハイネックを着てくれた健に全額振り込む。(当選してから言え)

 

そしてイケメン演技をする佐藤健が最&高。

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普段より声を低めに作って、目を細めて、ドSイケメンセリフを吐く健は国宝。

イケメン演技を頑張る健を楽しむしかない(モトカレマニアの高良健吾と同じ楽しみ方。2人ともラブコメに出てくれて本当ありがとうな。)

 

健、1話ではドSイケメン演技に照れがあった気がしててそれも最高に最高だったけど、段々慣れてきたのか3話では楽しそうに「バカッ!」って言ってて恋でした。

特に5秒カウント後の「バカ」はファンサでしかなかった。健のカウントで年越しを迎えたい。健の「バカ」はユーキャンCM吉沢亮なみのサプリメント(は??)

 

あと、福利厚生がハンパない。

皆さん、佐藤健のLINEとSUGARの登録はお済みですか??え、まだ??今すぐ登録してください!!!QOL爆上がりますよ!!!

 

 佐藤健のLINEに追加すると、健から定期的にメッセージが送られてくるのですが(まじで本人が送ってる)、そのLINEが完全に彼氏。

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これがクリスマスイブのLINEですよ??

彼氏感なんて生ぬるい産物じゃなくて、ただの彼氏。LINEでお友達追加するだけでもれなく佐藤健の女になれます。

 

ただ、健に返信しても既読無視を貫き通してくるので、「彼女」よりも「都合のいい女」としてLINEを楽しむのがオススメです。病んだ時は可愛すぎる石原さとみ様のLINEを摂取しましょう。

 

そしてLINEで満足するなかれ。

健はドラマの前後で我々に電話をしてくれます。

いや、本当なんだってば!!本当に佐藤健から電話がかかってくるんですよ!!

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「SUGAR」というアプリのダウンロードさえすれば!!!

 

「SUGAR」は不定期に芸能人本人からテレビ電話(という名の配信)がかかってくる夢のようなアプリ。運がよければ本人とお話しすることもできます。

佐藤健、三浦翔平、Taka(ONE OK ROCK)、千鳥ノブ、ローラ、BiSHメンバーなどが利用中!!今すぐダウンロードだ!!(SUGARの回し者ではありません)

 

SUGARでは健がドラマの裏話を教えてくれたり、ドラマにマジレスしたり、質問に答えてくれたり、スクショタイムをくれたりします。

 

単純に佐藤健の最高すぎるお顔や声を堪能できるというのもありますが、健のプロ意識の高さや人柄の素晴らしさも実感しまくれるのでとても沼。健のSUGARを聞いたが最後、あなたは一瞬で佐藤健担になることでしょう…。

 

ちなみに昨日のSUGARでの健の名言は「すっぴんが一番好き」「献血はキスシーン」「バカッ!」でした!!最高だな!!

 

よし、ドラマの健の話に戻りますね…。

健はとにかく顔が良い(n回目)

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もちろん健はいついかなる時も顔が良いんですけど、今作では特に顔が良い。作画班の腕が良すぎる。健に限らず全登場人物の作画が最高なんやから、ストーリー担当もうちょい頑張ってくれ。

 

そんな健、2年前にも火曜10時に降臨していましたね…?

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そう、「義母と娘のブルース」のパン屋こと麦田です。

麦田佐藤健も最高でしたが、あんまりイケメン感はなかったというか…特に初期はほぼモブだったというか…扱いが美川(いだてん)というか…。

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天堂先生も麦田も正真正銘の佐藤健フェイスなのに、印象が違いすぎて高低差で耳キーンなりました。

 

この高低差が、私が佐藤健を推す真の理由です。

佐藤健といえば「オーラまで演技できる俳優」

完全にオーラがアホの子だった麦田もすごかったけど、私を大いにざわつかせた「億男」の佐藤健がこちら。

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た、健…??あんた、健なのかい…?

そう、「億男」の健は基本的にイケメンオーラが皆無。「冴えない男に宝くじが当たって…」って感じのストーリーに説得力しかない男を見事に演じています。

 

それでも過去の回想(大学生設定)ではしっかり爆イケてるから本当にすごいよな(語彙力)

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イケメンオーラを消すのが上手い俳優は他にもいるけど、佐藤健レベルの「オーラまで自由自在な俳優」はかなり稀だと思います。

 

最高に顔が良いけど、イケメン役以外でも輝く健をこれからも推していきます!!!

 

あと、恋つづを観たテレビ・映画関係者の方々には是非とも「佐藤健×吉川愛」「佐藤健×香里奈」の可能性を探っていただきたいですね(ただの個人的好み)

 

 P.S.

億男」は高橋一生もめちゃくちゃ良いから、一生が気になって仕方ないって方にも是非観ていただきたいです…。

高橋一生の役の中でもトップ3に入るくらいには好きです九十九…健とのコンビネーションも最高…2人とも落語上手いし…。

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あと、藤原竜也藤原竜也だけど藤原竜也じゃないみたいな役やってます。モノマネしたくなる竜也にも刮目せよ!!!

【ホームルーム】愛しさと切なさと気持ち悪さと

あなたの山田裕貴はどこから??

ゴーカイブルー?ストロボ・エッジ安堂くん?ハイロー村山さん?となりの怪物くんヤマケン?なつぞら雪次郎?

ちなみに私はGTOです。

 

G線の理人(中川大志)とクソ兄貴(鈴木伸之)がクラスメイトだったことでおなじみの2012年版、実はこの方も出てました。

 

山田裕貴といえばキャリアが長い実力派ですが、世間に気づかれ始めたのは割と最近。

ずっと当て馬と不良の役が多く、雪次郎の大当たりを機に良い子系にも舵を切るんじゃないかと思ってました。

そんな中、彼にやって来た主演連ドラがこちら。

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なつぞら」の後にそんなんやる???

 

「ホームルーム」といえば、激やば主人公・愛田先生(通称ラブリン)。

人気者な爽やかイケメン教師に見せかけて、実は自分のクラスの生徒・桜井幸子を狂愛するど変態サイコ野郎。幸子に色んな罠を仕掛けた上で颯爽と助けることで、彼女のヒーローを気取っています。

 

実写化・主演キャストが発表された時には色んな界隈が割とざわついたけど、私はめちゃくちゃ期待しながら1話の放送を待っていました。そんな1話の感想がこちら。

 まず、ラブリンの人物描写がやばい。

私は原作を序盤数話しか読めてないので原作再現率はあまり分かりませんが、ドラマ版では1話の時点でラブリンの性格や特性を分かりやすく示してくれている。

 

クソやば行動(4割全裸)で視聴者に悲鳴をあげさせつつも、幸子への純粋かつ強火な愛情、迂闊な感じ、暗いバックボーンの気配などの描写もある。

 

人物描写が丁寧なので「ラブリンはやばいけどただのやばい奴じゃないな」と思わせてくる。サイコパスという割には妙に人間味があって、なぜか憎みきれない。

 

なんなら、計画が狂った時に絶望的な表情でうろたえる様に切なさを感じた瞬間もあって、なんかちょっと応援したくなってしまった。

 

人の家に不法侵入して全裸になる犯罪者なんですけどね!!

どう考えても応援すべきじゃねぇ!!

 

ここ最近のドラマのストーカーと言えば雨宮リカ(リカ)を思い出す方も多いと思います。

 

無意識に相手を絶望に叩き落とすリカと違って、ラブリンは意図的に相手が不幸になるように仕向ける。

「自分で相手を傷つけた上で助け出してヒーローになる」という自作自演。

バレない限り相手から嫌われることはないけど、ある意味リカよりタチが悪いとも言える(人殺しはしないので実刑的には軽いけど)。

 

それなのに、ラブリンからはリカのような嫌悪感や恐怖感を感じない。やってることは相当気持ち悪いのに、そこに「憎めなさ」「かわいさ」「切なさ」などを感じてしまう。

 

ラブリンって「愛しさと切なさと気持ち悪さ」を1:1:8の割合で混ぜ合わせた存在なんじゃないかな!!!

 

自分の倫理観に不安を感じてきた。

 

でもこれは当の被害者である幸子がまんざらでもなさそうなのも大きい。

悲劇のヒロインになって好きな人(ラブリン)に助けてもらうことに喜びを感じてるというか…秋田汐梨ちゃんもその辺の演技上手いよね…。

 

まあ確かに顔面が山田裕貴な人気者に助けてもらえるのなら、多少の被害を被るくらいどうでもいいかもしれない…

 

いや、全然良くねえわ。

椅子に接着剤は「多少の被害」どころじゃないっすね…何回スカート買い替えとるんやろ幸子…。

 

 

視聴者がラブリンに気持ち悪さ以外の何かを感じてしまうのは、原作の秀逸さはもちろん、山田裕貴の演技やスタッフ陣の技術もかなり影響していると思う。

 

この作品では一貫して山田裕貴の顔を綺麗に撮っている。

 

全裸でやべえことしてるシーンも、幸子に罠を仕掛けてるシーンも、とにかくラブリン(山田裕貴)の顔が良い。

そしてやばいことをしつつも、想い人・幸子に接する時のラブリンの表情は純粋な愛にあふれている(ように見える)。

 

美しい顔面に恋する表情を浮かべているから、なんか純粋な愛が変な方向に突っ走っちゃっただけの一途な獣的な何かに見えてくる。

 

冷静になって考えたら、ただの犯罪者なんですけどね(n回目)

 

そして、ラブリンの激キモシーンと可愛い(ように見えてしまう)シーンの緩急もすごい。

妙に壮大な音楽とヌメッとした動きで気持ち悪さを加速させたかと思いきや、次のシーンではコミカルな動きと演出で可愛らしさを打ち出してくる。

シーンの繋ぎ方がうますぎて、少なくとも私は全く不快になることなく全編楽しく観ることができました。

 

ここまでずっと山田裕貴の演技のやばさについても触れていますが、彼がここまでハマってるのは、彼自身にラブリンに重なる部分があるからなんじゃないかと思っています。

山田裕貴ツイッターをフォローしてる方は何となく分かると思うんですけど、彼は好きなものに対する純粋で深い愛を強火で表明しがち。

 

あさイチで出た「好きな相手の中に入って溶けたい」ってやつはもちろん、「俳優王になる」「時代を作る」などの山田裕貴語録もその1つ。もちろんそれは彼の大きな魅力だし、私も彼のそういうところが大好きです。

 

でも「純粋で深い愛を強火で表明する」ってラブリンにも通じてるような気がする。

 

ストレートな山田裕貴と歪んだラブリンは真逆なように見えて実は近い部分もあって、だからここまで役がハマってるんじゃないかなと勝手に思ってます。

 

最後に1話の好きなシーンを挙げさせていただきます!!画像は載せてないのでドラマ本編で体感してください!!

 

・生徒たちの群れの中を自転車で駆け抜けるラブリン

・まんざらでも無い幸子(かわいい)

・平成と令和を股にかける不良

・正直に手を上げてるラブリン

・死んだ目で服を脱ぐラブリン

・綺麗なラブリン(過去編)

・自転車でナポレオンするラブリン(2回)

・鏡の中のラブリン(全裸)

・1:1.618(全裸)

・さっちゃん(真顔)

・使用済みティッシュを取りに、早送りで現場に戻るラブリン

・ヘッドライトるんるんラブリン

・犯罪者ではありません!(※犯罪者です)

・ラブリン劇場の開幕だっ!!

・(罠が他の生徒に当たって)なんでこんなことになったの!?(※罠を仕掛けたからです)

・幸子の髪を梳かすラブリン(全裸)

・終始困り顔な幸子(特にラストがかわいい)

未成年の主張(全裸)

 

今期1、刺激的な1話だった!!

2話のラブリン劇場もめちゃくちゃ楽しみ!!!!

【映画・ラストレター】痛くてキモくてロマンチックで美しい恋愛物語

映画「ラストレター」を観ました!!!!

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花とアリス」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」「Love Letter」などの岩井俊二が脚本・監督を担当。

松たか子広瀬すず・森七菜・神木隆之介福山雅治・豊川悦二・中山美穂などが出演した超豪華作品。

 

まず最初に出てきた感想がこちら。

福山雅治神木隆之介

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いや、あの、映画観てもらったら分かると思うんですけど、この福山さんめっちゃ神木くんなんですよ。

福山雅治神木隆之介は同じ役を演じてて、現代(本役)が福山さん、学生時代(回想)が神木くん。普通なら回想の神木くんが本役の福山さんに合わせて演技すると思うんですけど、今作では福山さんが神木くんに寄せてる感じがする。福山雅治感が皆無。

 

福山雅治神木隆之介が演じる乙坂鏡史郎は売れない小説家。高校時代のマドンナ遠野未咲(広瀬すず)に初恋を拗らせてます。

 

その拗らせ方がこちら(※できるだけネタバレしないように書いてます)

高校時代の鏡史郎

・未咲宛のラブレターを妹の裕里(部活の後輩)に託し、返事が来なくても何度も書き続ける

・ある意味天沢聖司な行動もする

 

現代(43歳)の鏡史郎

・未咲への未練タラタラっぷりが半端ない(詳しくは映画観てください。まじでタラッタラ)

・相手が既婚者子持ちと分かりながらも「25年間ずっと君に恋してる」とか送ってくる

 

他にも色々あるけど、核心をつくネタバレになりそうなのでこのくらいにしときます。

この時点で察してくださる方もいると思うのですが…乙坂鏡史郎、キモいです。

 

いや、完全に主観なんですけど、顔が福山雅治じゃなかったら結構ドン引き案件だと思います。なんなら顔が福山雅治でもギリアウト。

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映画本編ではキモくて一途な福山雅治を全身で浴びる感じになります。気になる方はぜひ劇場へ!!!

 

福山雅治ってどちらかというと「モテモテオラオライケイケ」みたいなイメージが強くて、なんでこの役がハマったのかな…と不思議に思ってました。でも、「神木くんが初恋引きずったまま大人になった姿」を演じてると思うと大納得なんですよね…。

 

言うまでもなく、神木くんはキモいと一途かわいいの境目を演じるのが上手い役者。

11人もいる!」真田一男、「TOO YOUNG TOO DIE!」関大介、「刑事ゆがみ」羽生虎夫、「屍人荘の殺人」葉村譲など、童て…無菌臭漂ってて若干行動がキモいけど神木くんだから可愛いみたいな役が多い。

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今回の乙坂鏡史郎も例にもれず、一目惚れした遠野未咲(学校のマドンナ)に一方的にラブレターを書き続けて妹に託し、返事が来ずともそれをやめない痛めの高校生。神木隆之介の専売特許とも言える役所。

 

福山雅治神木隆之介のこれまでの演技も参考にしながら役作りをしたんじゃないかな…と思いました。完全に想像ですけどね!!

 

 

そして映画全体を通して思ったのがこちら。

私、もしかして森七菜だった…?

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あ、ごめんなさい調子乗ってるわけじゃないんです!!!学生時代の裕里(森七菜)の行動パターンにめちゃくちゃ既視感があっただけで!!!色んなものを抉られました…。

 

裕里は鏡史郎のことが好きだったけど、鏡史郎は自分の姉である未咲のことが好き。実らないことが分かりきっている恋愛に足を踏み入れることになります。

 

そんな裕里がとる「好きな人の協力者的な顔をする」「○○のどこが好きなんですか?とか聞く」「どうにか距離を詰めようとして空回る」「好きってことを態度に出せないのに、勘付いて欲しいとか思っちゃう」みたいな行動、身に覚えがありすぎて…森七菜だから可愛いけど、自分も似たようなことやってたなぁと思うと…。

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思い出したくないよね。

鏡史郎の反応にも現実味しかなくてしんどかった…。

 

しかも、裕里は大人になって演者が松たか子に変わってからも、明らかに鏡史郎を意識して空回ってるんですよね…その辺も「分かるなぁ…」って感じでしんどい。「返事はいらない」って保険をかけて、一方的に手紙を送り続けちゃう感じも分かる…けど側から見ると魂胆がバレバレだし痛々しい。

 

「ラストレター」は男女両方(しかも中年)から恋愛の痛々しさを描いてるのがすごく好きだし、そこが売りだと思ってる。

演者が福山雅治松たか子だから緩和されてるけど、鏡史郎も裕里も客観的に見れば痛いしキモい。でも恋愛って人を痛くキモい生き物にさせるものだと思う。

その痛さやキモさを描きつつも、ロマンチックで美しい作品に仕上げちゃう岩井俊二って本当にすごい。

 

そして、一億総スマホ時代に「手紙」がテーマになっているのも、作品の痛々しさと美しさを強調していると思う。

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↑映画館での私

 

手紙は宛名を書かなければ誰が送ったかわからないし、自分の素性に嘘をつくことができる。相手からの返事が返ってこない場合は「届かなかったのかな」と自己防衛することもできる。

わざわざ便箋を用意して自分の手で文字を書いて投函しなければならないという意味ではハードルが高いけど、一方的に思いを告げたい場合には一番選びやすい手段なのかもしれない。だからこそ今もラブレターやファンレターの文化が残ってるんだろうし。

 

そんな一方的&ノスタルジーな手段である手紙を活用することで、裕里と鏡史郎の性格を示しつつ、美しい作品に仕上げている。

痛いけど美しくて、恥ずかしいけどずっと観ていたいような不思議な映画でした。

 

そして、広瀬すず演じる遠野未咲(学生時代)の魅力がハンパない。

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この広瀬すずに人生を捧げたい。

広瀬すず岩井俊二作品にハマりそうって前から思ってたし、予告の時点で期待しかしてなかったけど、想像以上の魅力爆発っぷり。

こっちも神木くんと全く同じ瞬間に広瀬すずに惚れたし、手紙を書きたくなった。

 

劇場アニメ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の声優は賛否両論でしたが、実写広瀬すず岩井俊二作品へのハマりっぷりは異常。

一億総広瀬すずファンになれる映画なので、広瀬すず目当てに観に行くのも良いと思います。

 

P.S.

岩井俊二名物(私が言ってるだけ)の「リアリティ溢れるクソガキども」も健在でした。

岩井俊二って日本で一番、男子小学生特有のウザさを描くのが上手い人だと思います。

 

あと、森七菜(岸辺野颯香の時)のリアル中学生女子感もすごかった。

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「俺の話は長い」で中学生をやってた清原果耶と同い年ということで…恐ろしく才能溢れる世代が猛威を振るう時代になりましたね…。

中川大志の過去作を語りたい①

相変わらずG線上の亡霊&理人のメンヘラやってます。あずきごはんです。

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好きだから続いてます。今月中にディレクターズカット版観ます。

azukigohan.hatenablog.com

 

 

理人に沼って早3ヶ月、いつのまにか中川大志くんの過去作をめぐる日々を送っていました。

感想ストックも溜まってきたので、忘れないうちに軽く感想を書きなぐっていきたいと思います!!(単体でブログを書いた作品もありますが!!)

 

観た作品とお気に入り度(★5が最高)

坂道のアポロン ★4

・覚悟はいいかそこの女子(ドラマ) ★2.5

・きょうのキラくん ★2

四月は君の嘘 ★3

虹色デイズ ★4

ReLIFE ★1.5

・刑事ゆがみ 2話 ★4.5

夜行観覧車 ★4

・花のち晴れ ★3

 

坂道のアポロン

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お気に入り度:★4

備考:ルーペンスの絵より、アポロン中川大志を見ながら天に召されたい。

 

私が中川大志沼に突き進む一歩目となった作品。G線開始の1ヶ月ほど前に観ました。

 

最近は大志くんファンの方々にフォローしていただくことが増えましたが、G線落ち(つまり私の同期)とアポロン落ちの方が多いような気がします。

 

とにかくスタッフ共演者一同で中川大志を輝かせてる映画。作品自体が面白いので、色んな人に推していきたい所存です。

共演者の松村北斗くん(というかSixTONES)も今月CDデビューするしな!!!まだまだ推せるタイミングはあるぞ!!!

↓詳しくはこちらに書きなぐってます。

azukigohan.hatenablog.com

 

覚悟はいいかそこの女子(ドラマ版)

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お気に入り度:★2.5

備考:世界1パステルカラーのカーディガンが似合う中川大志

 

映画版は観れてません…。

 

ドラマ版はとにかく「モテっぷりに説得力しかない中川大志」と「男子4人組の仲良しトーク」を楽しむやつです。

 

全体的に女子の治安が悪かったり、ストーリーが薄かったりと気になる箇所もあるけど、これを観て「中川大志くんの花ざかりの君たちへが観たい」という気持ちが高まりました。

 

あと井口監督は大志くん好きなんやろな…と思った。確か監獄学園も撮ってたよね?(観れてないけど)

 

あ、伊藤健太郎くんの見せ場も多い。この後に井口監督が健太郎くん主演の「惡の華」を撮ったのも大納得。

 

きょうのキラ君

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お気に入り度:★2

備考:花晴れ聖人コンビ(天馬&めぐりん)の来世だと思うと泣けそうな気がする

 

大河直後の映画がこれってなんかすごくない???現役高校生・中川大志が最後に番宣した作品は多分これ。 

 

感想を一言で言うと…

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難病物…なはずやけど、病気の描写は少ない。難病患ってるのに、真冬に外で半裸になってたり、結構な頻度で激しく動いてたりと設定は割とザル。病気系のビッグイベントがあっさり終わるし、気づいたら話進んでたりする。

 

原作を最後まで読んでないから脚本の出来は分からんけど、役者の力量的にはもっとしっかり闘病シーンできたやろうに…と思ってしまう。

 

特にラストに至るまでのキラ君サイドの頑張りを長尺の映像で見せて欲しかった。

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まぁ、少女漫画原作やしそこはあんまり重要じゃないってことよね!!!そりゃそうだ!!!私がこの映画の客層に合ってないだけ!!!

 

ツッコミどころは多々あるけど、大志くん演じるキラくんは色んな顔を持ってて(キャラ的に)かなり面白い。

 

まず少女漫画ヒーローの王道はしっかり押さえてて、映画のセールスポイントでもある「カーテンの刑」は色んな意味で強い。

 

壁ドン以上に「ただしイケメンに限る」な禁じ手。あと物理的に難易度が高い。

キスマイBUSAIKUでやったら色んな意味で荒れそう(イメージ)。

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でも推しにやってほしい恋愛系の技では上位に食い込むやつ。

 

あとカーテンの刑自体より「カーテンの刑講座」にニヤニヤしてしまったのは私だけじゃないはず。


中川大志、「手首をギュッとつかんで強引に…」飯豊まりえと密着! 「カーテンの刑」を実演

 

そして王道ヒーロー要素以上にツボだったのが「ディズニープリンセス・キラくん」

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動物とお話ししたり動物園できゃっきゃしたりする。ぶっちゃけこっちは動物より中川大志を見てるよね。

 

他にも元DQNでタトゥー有り。女遊びの過去もついた、少女漫画界の定番ハッピーセットな一面も。

 

DQNを辞めた後も、急にクラス中に「こいつ俺の女だから」と宣言したりする。

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「女絡みいらん卍」「俺の女に手出したら潰す卍」の精神(DQNの名残)を感じる。強い。

天馬くんにもこれくらいの自信と強靭なメンタルがあれば…(まだ癒えぬ花晴れショック)

 

ちなみに私が映画で一番好きなのは矢部(葉山奨之)です!!

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元は暗い子だったとか、色んな人とちゃんと対話してる感じとか、キラくんの体を気遣ってタクシー呼んでたりとか友人キャラとして強い。

 

矢部は原作だと序盤かなり性悪やから、そこまで推してなかったんやけどね…映画だとマイルドになってるし、顔が葉山奨之くんやから多少態度が悪くてもかわいいよね…。

 

四月は君の嘘

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お気に入り度:★3

備考:バイオリン演奏で爆睡する系中川大志。理人と相性が悪そう(イメージ)

 

原作・アニメを多少かじった状態で観ました。

実写版は「君の膵臓をたべたい」などと近い系統。原作アニメと比べると音楽要素は少なめです。

 

原作ファンからの評価は「う〜ん…」って感じのが多いけど、個人的には原作やアニメを観るきっかけになるような実写映画だと思います。

実際、私は映画を観た直後にアニメ版を完走しました!!めっちゃ泣いた!!(アニメ版で)

 

実写版では広瀬すずちゃんに若干の違和感を覚えると思うけど、それはそれで大正解。ちゃんと最後まで観てから評価してくれ!!

 

あ、中川大志くんはとても渡。

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モテるし良い奴やけど、ただの2枚目じゃない感じがハマってました。すずちゃんとのコンビネーションも抜群。さすがシーブリーズなつぞら夫婦。

 

あとは兎にも角にも山崎賢人

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この頃は山崎賢人くんが実写主演を張りがちな時期で、この作品もその1つでしたが…どうして彼が実写に引っ張りだこだったのかよく分かりました。

「みんなが山崎賢人を認め出したのは、グッドドクターから」みたいな定説があるけど、彼は実写やりまくり期からめっちゃ上手いです。

 

顔は良いのにしっかり陰キャ。挙動が根暗。

キングダムとかと合わせて観てみて欲しい(あれ…いつのまにか山崎賢人ベタ褒めターンに入ってる…)

 

虹色デイズ

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お気に入り度:★4

備考:人間としては、高杉真宙&堀田真由カップルがぶっちぎりで優勝。

 

「17歳の青春」の眩しさと葛藤を描いてて、想像以上に20代に刺さる作品になってました。

特にフジファブリック「虹」を使った予告が激エモ。


映画『虹色デイズ』予告編

フジファブリックを使ってくれて本当にありがとう…(フジファンでもある)

 

あと、恵ちゃん(横浜流星)が原作ほど浮世離れしてないのもナイスアレンジだったと思う。

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実写でこれやるのは、さすがに難しかった…。

 

そんなこんなで、原作より実写の方が好きになってしまったレア作品です。

 

まず、序盤から横浜流星中川大志・堀田真由・高杉真宙の4ショットが映る場面があるんですけど

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うちのテレビ割れました。

あまりにも絵面が強すぎる。

 

そして今作の中川大志くんも色んな意味でツボ。まずビジュアルがこちら。

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チャラい中川大志〜〜制服に変なチェーン〜〜私服センスも1人だけ00年代〜〜好き〜〜(ただし中川大志に限る)

 

基本的にはクソチャラい今作の中川大志(まっつん)ですが、途中から本気の恋が始まります。

 

しかし相手の麻里(恒松祐里)は男嫌いで、親友(小早川さん/吉川愛)を愛する同担拒否。

親友に想いを寄せる主人公(佐野玲於)や、それを応援するチャラ男まっつんにめちゃくちゃ当たりが強い。

クソチャラいのに本命には毒吐かれまくってて、それでも果敢に攻める中川大志に刮目せよ!!!

 

私が特に萌え死んだシーン

あんまん事変

恒松祐里「(あんまんの)あん付いてる」

中川大志「とって!!」

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あざと〜〜〜い!!!!

中川大志だから許されてるって自覚してくれ。

 

強引なKISS

好きな子が「誰かの一番になりたい」って泣いてるんだもんな??「俺の1番は君」って伝えたかったんよな??でも一言言わせて??

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そりゃ麻里ちゃん怒るよ…(でも少女漫画的なインパクトは与えたぞ!!)

 

中川大志と文化祭回りたいだけの人生だった

中川大志「俺と一緒に(文化祭)回るってどう??」

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ありよりのあり!!

 

・お姫様抱っこ

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強い(強い)

ただただ戦闘力が53万。この後に山田裕貴(麻里の兄貴)の心もがっつり掴みました。

 

当て馬にはならないスタイル

中川大志「俺の1番はお前(麻里)だ…けどあんま待たねぇぞ?」

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え…好き…天馬くんにもこれくらいのマインドがあれば…(また天馬くんぶち込み)

 

全体を通して、「誰かの1番になりたかった麻里を変えたのが、誰かを1番に思えなかった(本気の恋をしてこなかった)まっつん」って展開がめっちゃエモかったです。

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…とこのように今作でも大志くんに夢中だったのですが…

ダークホースは横浜流星です。

要所要所で良いボールを投げて、最終的に全部持ってった。

 

まず今作で流星くんが演じる恵ちゃんの特徴がこちらです。

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(国宝ツーショット…)

・「男女間にはSとMしかない」と思ってる

・MajiでKoiできない

・既婚者美容師の元カノがいる

 

このキャラ設定の横浜流星って時点で最強なんですけど、色んな意味でストーリーをかき回す存在でもあります。

 

横浜流星「この子(小早川さん)俺と付き合ってるから」

横浜流星「(俺と噂になったら)困る?」

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ご褒美です!!!!!

 

このように、主人公の想い人である小早川さんとフラグを立てまくる。

そう、この男、シロでもクロでもない流星だったのです。パンダは笑いませんが、視聴者はニヤニヤが止まりません。

この流星がシロなのかクロなのか、ぜひ映画を観てお確かめください!!!

 

ReLIFE

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お気に入り度:★1.5

備考:同じキャストで原作完全再現のドラマやってくれ

 

原作ファンには酷な映画であった…詳しくは…こっちを見ていただけると…。

azukigohan.hatenablog.com

 

刑事ゆがみ 2話

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お気に入り度:★4.5

備考:最初、中川大志って気づかなかったのはどこのどいつだい??私だよ!!!!

 

このドラマは今回の中川大志沼とは無関係に、普通にドラマオタクとして観てました。

 

ドラマ全体を通してかなり好きな作品です!!

神木くん浅野さん万歳!!!オダギリジョー優勝!!!山本美月の一番のハマり役!!!

まだまだ続編待ってるよフジテレビ様!!!!

 

中川大志くんは2話のゲスト出演してたんですが…ぶっちゃけ最初は気づかなかったよね。

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だってメガネかけてたんだもの!!!顔の良さをメガネで隠してきとる!!!

というかそんな端役に中川大志を使ってくるとは思わんやん???

 

いやほんとごめんなさい。

この頃は大志くんの演技のイメージがGTOで止まってたんですよ…。

だからまさか、あんなカッケェけど危ない感じの歳下男が彼だとは思わなくて…めっちゃびっくりしたしイメージ変わったよね…。

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(神木くんとのオフショが可愛すぎる)

歳下男子という意味ではG線難民が一番ハマりやすい役かもしれない。

 

そして、刑事ゆがみの2話といえば、とにかく斎藤工

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中川大志水野美紀がめちゃくちゃ良いストーリーを作り上げてたのに、インパクト的には完全に斎藤工。ちょっと一回観てみてほしい。

 

夜行観覧車

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お気に入り度:★4

備考:ずっとガクブルで逃亡する中川大志(中学生)にハウルの動く城をプレゼントしたい

 

私が愛してやまない「Nのために」チーム制作ということで、かなり期待して観ました。

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とにかくしんどい。

「Nのために」以上にメンタルにくる。夜中に最終回観たら、その後2時間くらい眠れなくなりました。

でも、私はめちゃくちゃ好き。

湊かなえ展開万歳!!!!新井・塚原ペア(Nため・アンナチュラルの黄金ペア)万歳!!!

とにかく演出が秀逸やし、人の悪い面と良い面の両方を描いていたのも好き。

 

ちょっとしたことで物事が大きく歪むこともあるし、その歪みが小さなきっかけで治ることもある。ニュースやドラマで見てるような事件って決して他人事じゃないね。

 

中川大志&杉咲花が中学生時代に共演したドラマというだけで貴重やし、2人の演技が好きな方は観といて間違いないと思います。

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かなりしんどいけど。

 

最終的に一番しんどいのは良幸(安田章大)でしたが、誰よりも追い詰められたのは慎司…

そして慎司を演じた中川大志

安田くんや杉咲花ちゃんもめちゃくちゃ難しい役やったけど、体力と精神力を一番消耗したのは大志くんだと思います。

 

なんといっても過酷な撮影。出演シーンの8〜9割が外。しかも裸足(クロックス)。ずっとガクブルしてる。とにかく死ぬほど寒そう。シンプルに心配になった。

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ただ、(恐らく)演者本人が極限状態だったのもあってか、慎司の崖っぷち感や儚い魅力は全開でした。

願わくば次はもっと幸せな役柄で、新井さん&塚原さんペアのドラマに出てほしいですね…杉咲花ちゃんと一緒に…その日が来るまで死ねません…。

 

花のち晴れ

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お気に入り度:★3

備考:5000万円のことしか考えられない

 

TBSを許すな(天馬強火担)

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次はもっと幸せな役で杉咲花ちゃんと共演を…って言ったのに!!なんてこった!!

花ちゃんをちゃんと生かしてくれよ!!!

 

そして噂には聞いてたけど、想像以上にしんどかった天馬くん。

きっと前世でとんでもない罪を犯したに違いない。そう思わないと天馬派は死んでしまう。

むしろ中川大志杉咲花で「罪の共有」をして欲しいくらいですよ…(Nためオタクの血が騒ぐ)

 

ちなみに私は6話以降ずっと死にかけでした。個人的には神楽木も好きなんですけどね…。

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むしろポンコツイケメン大好物なので、普段通りの私の嗜好から考えると神楽木派だったと思う。

でも天馬くんは完璧状態でも人間味が出てきても報われないんだもの…そりゃ推すよ…。

↓天馬くんについて本気出して考えてみた

azukigohan.hatenablog.com

 

 

 このように色んな作品巡ってきましたが、観れば観るほど中川大志くんの役幅の広さにビビりますね…これらの裏で細杉くんやシーブリーズやLIFEもやってるんだもんな…。

 

最後に、中川大志縛りの推しキャラランキング(暫定)の詳細も載せさせていただきます!!

 

1位:加瀬理人(G線上のあなたと私)

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沼落ちの原因。まず役柄がどタイプやし完全にハマってる。本人も言ってたけど、絶対に中川大志にしかできなかった役。ここまでに培った技が全部大放出されてる。

↓詳しくはこちら

azukigohan.hatenablog.com

azukigohan.hatenablog.com

 

2位:川淵千太郎(坂道のアポロン)

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明るく見えるけど色々抱えてる系の役大好きです。絶対キャスティング違うやろ…と思いながら観てみたら大正解でしかなかった。寝顔が絵画なので額縁に入れて飾りたい。

 

3位:馳天馬(花のち晴れ)

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千太郎との高低差で耳キーンなる。完璧王子様っぷりを発揮しつつも、どんどん目が漆黒になっていくのが好き(でもあまりの仕打ちに泣いた)。来世では幸せになってほしい。

 

4位:高橋慎司(夜行観覧車)

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闇が深い系中川大志の原点な気もする…まあ闇とか言いつつめっちゃ良い子なんですけどね…。慎司は今世で幸せになってくれ。

そして本当に美子役。この少年が今の爆イケになるとか理想の成長すぎる。

 

5位①:松永智也(虹色デイズ)

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唯一の明るめチョイス。ど王道チャライケメンなのに、本気になっても簡単には上手くいかない感じが好き。ファッションセンスがM字バング後期なのも好き。リアルに居たら確実に苦手なタイプやけど、フィクションやから好き。

 

5位②:打越将也(刑事ゆがみ)

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理人担にクリティカルヒットですが、闇も深くて好き。類稀なる美顔を眼鏡で隠してる。でも隠しきれないイケメンオーラと色気。ずるい。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

これからも過去作を巡りつつ、中川大志先生の供給を待ちたいと思います!!!

推し活楽しい!!!!

【花のち晴れ】天馬くんはなぜ当て馬なのか

君はシンデレラガール My precious one〜♪

 

今更ながら「花のち晴れ」を観ました!!

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シンデレラガールが頭から離れない!!

私は天馬派…なんですけど、割と序盤から天馬くんの勝利を信じる隙すらなかった。

 

5000万円で助けてくれた天馬くん(顔は中川大志)を捨てる音には全く共感できない。

ただ天馬くんには最初から報われないフラグしかなかったから、天馬派としても当て馬になったこと自体に対するダメージはあまりない。

 

でも、冷静に考えると「金持ちで何でもできて愛が深い中川大志」な天馬くんは本来当て馬になるべきではない存在。神楽木×音強火担な愛莉も「100人中100人が天馬を選ぶ」って言ってた。

では、なぜ天馬くんは当て馬なのか

今回はそれを考えてみました。

 

①完璧超人すぎる

天馬くんって全て完璧

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最初から完璧な人間なんていないし、天馬くんは今の状態になるまでにめちゃくちゃ真っ直ぐ努力してると思う。偉い。

 

そして、性格も完璧で真っ直ぐだから、人の闇に気づかない。

 

9話の近衛の件でここが露呈してましたね…。

あれは音がフラフラしてたのが元凶やけど、天馬くんが人を疑えない性格だからってのもある(神楽木も言ってたけど)

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人間マッスグマなんだ天馬くん…。

 

でもそこは天馬くんの長所でもあるよな…人の悪意ばっかり気にする人はあんなに優しくなれないよ…。

 

あと、すごい人をずっと見てると自己肯定感が下がりまくるのも確か。

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ここだけは音に共感しました。自分がどん底に落ちた時、天馬くんみたいな完璧超人を見てたら多少は病むよね…。

天馬くんはちゃんと察して自己肯定感を上げる言葉をくれる人だけど、それがまた完璧すぎて情けなくなる。

 

これは天馬くんが「できる人」であり続ける限りずっと付いて回る問題だし、天馬くんがこの壁を取り払うのは難しい。

天馬くんがどんなに手を尽くそうが「こんな私に気を使ってくれるなんて天馬くんはすごいな…それに比べて私は…」ってマイナス方向に沈むだけ(音の性格的に)

 

音が「これなら天馬くんに勝てる」と思えるものを見つけられたら良かったんやろうな…

そこまでの愛が音にはなかったってことじゃ!!!(まじ無理)

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それか、この方法に気づかなかったのかもしれないね!!高校生だからしょうがないね!!

 

②弱みを吐けない相手

そして完璧超人に自分の弱点を晒そうとは思えないのが人間。天馬くんに自分の弱みを晒しきれないのは分からんでもない。

 

そして、早い段階から弱点が見え見えだったのが神楽木晴。

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しかも彼は音と同じように、自分を偽って虚勢を張っていた子。

音にとって神楽木は、自分の悩みを共有しやすく、相手の悩みを聞くことが苦にならないような存在。

 

神楽木と音って本質的に似てるんですよね…

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この2人の初期(2,3話辺り)のやりとりを見た時点で「これ天馬くん負けるやん」と思った。

 

作中では2人の行動がリンクするシーンが挟まれてて、その度に天馬くんの目の闇は深まってた。

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(漆黒の目をした8話の天馬くん)

 

めぐりんは良い子やけど、地獄のWデートに持っていこうとするのはやめてあげて欲しかったよ…。どうせ君も傷つくのに、なぜWデートを提案するんだめぐりん…。

 

③音を否定しない

これは音が弱点を晒してないからこその悪循環でもあるけど、1番の原因は天馬くんが音に盲目なこと。

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天馬くんにとって音は、「子供の頃から婚約者」「自分が辛い時に救ってもらった恩人」だから、盲目になるのは必然っちゃ必然。

基本的には音の行動や発言を肯定しまくるし、自分がどれだけ彼女に振り回されようが構わない。

 

高岡早紀が「音が天馬の婚約者にふさわしいのかテストする」って言い出した時、おそらく一定数の視聴者は「まじでちゃんと見てやってくれママ。」「この女に天馬くんはもったいないよママ」と思ったはず(私もめっちゃ思った)

でも天馬くんは「俺が親を説得できなかったから…」とか言ってましたね…。

違うよ…音がフラッフラしてるのが原因でしょうが…そこは音に怒ってもいいんだよ…そういうとこだよ天馬くん…。

 

それに対して、音に真っ向から意見を言えるのが神楽木。

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「惨めな人生だな」「壁作るな」「振り回すな」「自分らしくしてろ」などなど、神楽木の言葉は音の心を動かす(いい意味でも悪い意味でも)

だからこそ、神楽木は音を変えることができる。

 

基本的に音を肯定する言葉しか言わない天馬くんは、音を癒すことはできても、変えることはできないんですよね…。

 

④手のかからない子

これ、めちゃくちゃ大きい要素だと思います。「手のかかる子ほど可愛い」って言うしね!

 

神楽木は高頻度でポンコツかますので、音がフォローしたり説教したりする場面も多い。

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でもその度に素直にお礼言ったり謝ったりしてくれる律儀さもある。

そして可愛げが半端ない。

神楽木が可愛すぎて初期は天馬・神楽木の両方を推してました。

 

妄想劇場がほぼ中津秀一(花ざかりの君たちへ)ですしね…。

↓中津劇場

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↓神楽木劇

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元・中津推しとしては神楽木が愛しくなる瞬間もあったよね…。

 

そして、天馬くんがあまりにも完璧すぎるのもあって、ドラマ自体が「ちょっと残念な神楽木」を応援したくなるような構造になってる。

 

私と神楽木は何も始まってないよ事件(6話)とか流石に可哀想すぎて、神楽木派に揺らぎかけた。

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でもその直前に天馬くんもオーバーキルやったから、唇を噛んで天馬派を貫きました。

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↑オーバーキルで東出昌大のスタンドを背負った天馬くん

 

更に、神楽木は素材がめちゃくちゃ良いので、ちょっと言ったらぐんぐん成長する。

とにかく育て甲斐がある。

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はるとっち…いや、神楽木を良い男に育成したのは音なんですよね…。

 

個人的にはここが神楽木の1番のストロングポイントだと思ってる(本人的にはコンプレックスやろうけど)

 

自力で完璧になっちゃった天馬くんには絶対に真似できないポイントだもの…

でも自力で完璧に持ってける天馬くんの方が偉いと思うよ…尊敬しかできない…ただそこが当て馬たる所以なんだよな天馬くん…(まじ無理)

 

⑤音一筋すぎて言動が当て馬

天馬くん「音になら傷つけられても良い」

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そんなん言ったら、当て馬か都合の良い男にしかなれんぞ?

 

自分から当て馬になりに行ってるよ天馬くん…中川大志にそんなこと言わせちゃダメ…自分のスペックの高さを自覚してくれよ…自信を身につけたら最強なんだよ君は…(でも自信がないところ好きです)

 

神楽木はなんだかんだで愛莉やめぐりんともフラグが立ってたし、その度に音をやきもきさせた。

でも、天馬くんは最初から最後まで音一筋。なんの波風も立たない。絶対モテるだろうに、他の女の影はまじで1個もない。安定感が半端ない。

そういう子は当て馬化しがち。

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絶対一途な男がいいに決まってるのにさ…一途すぎると当て馬になっちまうんだよ…なんてクソまみれな世界なんだ…。

 

⑥幼馴染

幼馴染枠は8割当て馬(主観)

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な?????

2019年は当て馬幼馴染(通称雅志枠)が豊作でしたね…。

 

 

 

こんな感じで天馬くんの当て馬要素は結構あるんですけど…

天馬くん自身は何も悪くない

 

何一つ間違ったことしてない…人間としては全部正解…だからこその当て馬…。

 

完璧になればなるほど本命から遠のくシステム何??

 

確かに神楽木も頑張ってたし、アイツ良い奴やけど(謎の友達目線)、天馬くんも見えないところでめちゃくちゃ努力しとるぞ???

 

あんな聖人が当て馬で終わっちゃって良いの??よくないじゃんねぇ!!!

 

天馬くんよ…音より良い子はたくさんおるぞ…?めぐりんとか…愛莉とか…愛莉とか…愛莉とか…

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愛莉とフラグ立ってくれまじで。そこ2人のスピンオフだけ見たい。なんなら別役でいいから、今田美桜中川大志のラブストーリーください。

 

あと、音は天馬と結婚する気がないなら、50000万円返せ

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それは天馬くんが働いて稼いだ5000万だぞ!!

その気がないなら返すのが礼儀だろうが!!

なぁ理人!!!

 

P.S.

音の演者が杉咲花ちゃんじゃなかったら、もっとメンタルやばかったと思います…杉咲花ちゃんありがとう…これからも大好きです…。

〜いだてんか、いだてん以外か。〜2019年のドラマ総括(超主観)

もうすっかり年末ですね…今年もたくさんドラマを観ました。

 

 

早速ですが、個人的な今年のドラマランキングはこんな感じ!!!!(超主観)

 

①いだてん

トクサツガガガ  

③G線上のあなたと私

④だから私は推しました

⑤サギデカ

⑥わたし定時で帰ります

⑦インハンド

きのう何食べた?

⑨俺の話は長い

⑩ルパンの娘

 

この10位以内に入ったドラマ+αの感想を軽くまとめます!!

 

大河ドラマ

・いだてん

2019年のドラマは2つに分かれる。

いだてんか、いだてん以外か。

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絶対王者。間違いなく今年1位。不動のラスボス。全話神回。

 

・圧倒的なストーリーの面白さ

・落語語りの素晴らしさ

・魅力的なキャラクター達

・役者陣の素晴らしさ

・演出の素晴らしさ

・数多のパワーワード

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・「これが史実!?」と驚く激アツ展開&珍事件

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・現代にもつながるようなテーマ

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・華麗な伏線回収

↓1月のいだてん

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↓11月のいだてん

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「ぺ」で泣ける人は全員いだてん視聴者

 

全部最強。クドカン大河ドラマは絶品。

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実は私が初めてリアルタイム(たまに録画)で1話も漏れずに完走した大河ドラマでしたが、そんな記念すべき作品が「いだてん」で本当に良かった。

 

いだてんを観ていたというだけで私の2019年は大正解。

 

そしてあれだけ長い大河ドラマをちゃんと観ることができたのは、ドラマ自体の面白さはもちろん、いだてんクラスタの方々の激推しや歴史的解説ツイが楽しかったからに他ならない。

 

いだてんもいだてん視聴者も最高じゃんねぇ!!!!

 

 

1月クール

・初めて恋をした日に読む話(TBS)

ドラマオリジナルに入ってからは迷走してたけど(山下の政治家転向とか突然の事故とか)、それはこの際もう良い。

なんてったって横浜流星の名をお茶の間に浸透させたのだから!!!

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ユリユリ 〜〜!!!

まさか深キョンの相手役に22歳のピンク頭がしっくり来ちゃうとは。

 

もうそれからは横浜流星くんを見かけるたびに「ユリユリ!」「無敵○○!」と声をかける始末(○○にはその時の髪色が入ります)

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参考画像:はじこいにどハマりした松坂桃李(メイン男性陣3人と共演済)

 

でも、はじこいと言えば、ユリユリ以上に私を盛り上げた人物がいました。

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雅志〜〜〜〜!!!

 

ぶっちゃけ放送前は「永山絢斗がラブコメ??」って思ったよ??「私は中村倫也派やわ〜〜」とか言ってたよ??

 

でも圧倒的雅志。

 

初回から最終回までずっと良いやつだった雅志。

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恋敵ユリユリにも終始優しかった雅志。

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一貫して報われない気配しかなかった雅志。

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仕事できるしモテるのに順子だけにはポンコツだった雅志。

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なかなかバクナン先輩を背負わせてもらえなかった雅志。

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これからも報われない幼馴染キャラは「雅志枠」と呼び続けます。

 

モデルプレスが雅志のことを忘れても!!!私は雅志推しだからね!!

 

でも制作サイドからの扱いが1番不憫なのは、山下(中村倫也)だったという現実も忘れずに生きていくよ…職(教師)と恋愛を同時に諦める展開とか…夢ならばどれほど良かったでしょう…。

↓スタイリッシュ不法侵入な中村倫也(後にアラジンでも不法侵入をかます)

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トクサツガガガ(NHK)

今年のドラマ2位です!!!

1クール連ドラの中で一番好き!!
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このように名言(パワーワード)製造機で全てのオタクの心を鷲掴んだ名作。

 

別ジャンルのオタクがお互いを尊重し合って、新しい絆が生まれてたのもめちゃくちゃ良かったな…あのジャンル混合カラオケは世界平和。全人類に見てほしい。

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基本的にみんな愛おしかったんですけど、特に最高だったのが吉田さん(倉科カナ)

かわいくておしとやか〜な雰囲気がある大人女子が…

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「ガチ中のガチ」なの最高すぎません??

 

そしてリアルは本当に怪人

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「家に帰ってテレビを観たい」が認められる社会になれば良いのに…。

 

4月クール

・わたし定時で帰ります(TBS)

今年のドラマ6位!!4月クール、一番夢中になったドラマ!!

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向井理って最高ですね(あたりまえ体操)

向井理は「ホタルノヒカリ2」の瀬野さんが頂点だと思ってたけど、種田さんが超えてきた。

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(かわいい………)

私、来年から社会人なんですけど、種田さんがいない職場で働くとか無理でしかない。元カレで仕事できる上司でワーカーホリックな向井理をください。

 

でも種田さん以上に最高だったのが主人公・東山結衣(吉高由里子)

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効率的で良い意味でゆるくて「人は人、自分は自分」の精神が根底にある主人公ってだけで好感度しかなかった…。

更に!!!「人は人」と思いつつも、苦しんだり無理したりしてる同僚をほっとけない優しさも兼ね備えてる…

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結婚してほしい。

私が種田さんでも結衣のためにマンション買っちゃう…。

 

でも原作だと圧倒的に来栖派です。

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原作読んでよみんな…泉澤祐希くんがお弁当作ってくれる世界線が存在すると思うだけで生きていけるよ…(まぁ中丸くん元カレは原作だとクズ度50倍ですが)

 

・インハンド(TBS)

今年のドラマ7位!!ジャニーズ主演作品で一番好き!!!

2019年にもなって、山Pにここまでのハマり役が来るとか聞いてないんですけど??

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紐倉先生は「人より寄生虫が好き」というところから始まったのに、いつのまにか高家や牧野に情が湧いちゃってた感じが最高すぎましたね…。

 

あと、「セクシーだねぇ…」って言ってる山Pが一番セクシー問題。

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幻肢痛はこっちまでしんどくなると同時にサービスショットでもありました…(不純)

 

濱田岳菜々緒とのトリオも最高すぎる。

20年後も「優秀な助手」として紐倉博士の側にいることが確定している女房・高家

信念を貫き通したかっこいいママで2人の「お友達」な牧野。

2人とも初回から最後までずっと大好きで、その愛がどんどん深まっていきました。

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菜々緒は悪女キャラが多いけど、牧野さんみたいなチャキチャキしてる正義漢な美人の方がハマってると思うんだ…。

 

きのう何食べた?(テレ東)

今年のドラマ8位!!テレ東ドラマの中では1位!!

飯テロ×カップルの日常の合わせ技で、「好きな人と暮らすことの尊さ」を教えてくれた作品。

 

しっかり言葉で感謝や愛を伝えるケンジと、料理を中心としたさりげない心遣いをするシロさんの関係性が素敵でした。

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日本には同性婚制度がなくて、同性カップルは愛と意志がなければ、なぁなぁで関係性を続けることは難しい。だからこそお互いを大切にする。

 

でも本当は異性同士のカップルや夫婦も同じ。

かなり極端なことを言うと、法律的な処置…つまり「紙1枚の繋がり」があるかないかだけの違いなんですよね…

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※加護の会(死役所)の受け売り

 

みくりママ(逃げ恥)が「愛してるわよ、お互い努力して。運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ。運命の相手にするの。」って言ってましたが、シロさんとケンジにもこの精神を感じる。

 

これって、どんな性別・年齢・関係性であっても、好きな相手と繋がり続けるためにめちゃくちゃ大切なことなんだろうな…。

 

腐女子うっかりゲイに告る(NHK)

リアルで苦しくて痛くて、でも心にぶっ刺さったドラマ。

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タイトル通りだけど、タイトルのイメージとは違った作品でした。

 

2018年に流行った「おっさんずラブ」は、男性同士の恋愛にマイナスな反応を示す登場人物が少なくて、「優しい世界」と言われていました。

でも、このドラマで描かれるのは「優しい世界」ではなく容赦ない現実。

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BLを楽しみつつもゲイへの理解はあまりなかった三浦さん(藤野涼子)…過剰反応をするクラスメイト…妻子持ちのずるい恋人(谷原章介)…「普通」の性的指向を意識させてくる親友(小越勇輝)…。

主人公の純(金子大地)は色んなものに苦しめられたり救われたりしながら生きていた。

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純くんが三浦さんを恋愛対象として見ることはないけれど、「世界を簡単にしてくれる」存在である彼女が大切であることに変わりはない。

 

BL星に行けなくても、きっと純くんは大丈夫。

確証はないけれど、そんなことを信じたくなるラストでした。

 

パーフェクトワールド(カンテレ)

このドラマは!!とにかく!!惜しかった!!

是枝雅志の件すら無ければシンプルに感動できたのに…!!!(※雅志ではなくヒロです)

 

でもテーマは好きだったし、自分がどれほど無知だったかってことも突きつけられた。

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このキャッチコピーとか天才すぎるので、作った人は何かしらの賞をとってくれ。

 

テレビジョンのドラマアカデミー大賞etc…に選ばれたのは、俳優・主題歌人気だけが理由じゃなかったって信じたい。

 

あと、プロモーションも最高だった。

車椅子利用者等との対談企画があったり、松坂桃李が #今日の樹の目線 ツイートをしてたり…。

健常者が「他人事」に思ってしまうようなことを、身近に感じさせようとしてたんだと思います。それこそ心のバリアフリー(by晴人)

 

松坂桃李の車椅子演技も素晴らしかったし….車椅子はもちろん、車椅子バスケや義足についても知れたし…本当につぐみが少しでも是枝に対する優しさを持ってさえいれば…(言い方)

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つぐみはあんまり好きなタイプのヒロインじゃなかったけど、鮎川とつぐみは「まちがいさがしの正解の方じゃきっと出会えなかった」2人だよ…(菅田くん紅白おめでとう)

 

7月クール

・ルパンの娘(フジテレビ)

今年のドラマ10位!!今年のフジテレビ作品で1番好き!!!

何だろうな…説明不可能な面白さ???

 

キャストの使い方が最高であることは間違いない。

 

・とにかくかっこかわいい深キョン

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・なんでもできる瀬戸康史

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・意外と泣かせてきた栗原類

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・我々の胸を焦がした最高の小沢真珠

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・同じくめちゃくちゃ最高な渡部篤郎

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・とにかく最高などんぐり

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・やっぱり最高麿赤兒

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・どう考えても最高な藤岡弘、

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・最高で最高なマルシア

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・ダークホース大貫勇輔

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・幸せになってほしい岸井ゆきの

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・なんだか2枚目な加藤諒

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そしてパロディセンスも最高だった。

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でもただのコメディではなく、「泥棒一家の話」「ロミオとジュリエット」っていうスタンスが貫かれてて、その中で泣きポイントや胸キュンポイントも作っていたのがすごい。

まさか泣くとは思わなかった。

 

こちらのチームが作っている「翔んで埼玉」も最高に面白いのでぜひ!!!!真珠も出てるよ!!!


『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開

 

・凪のお暇(TBS)

慎二もゴンゴンも原作の300倍くらい救いようと可愛さがある感じに仕上がってた。

 

ドラマ版凪のお暇といえば

慎二の号泣タイム

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高橋一生の泣き顔や怒り顔って庇護欲と切なさのスイッチを強制的に入れられるんですよね…(とか言いつつ、初回の号泣タイムには家族全員で爆笑した)

 

あのどうしようもない慎二は高橋一生だからこそ成立したし、原作とは違う魅力溢れるキャラになったんだなと思います(原作慎二は未だ安定のクズみを誇っていて、実家のような安心感)

 

でも慎二派かゴン派かと聞かれたら…

120%ゴン派。

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(もちろんどっちとも付き合いたくはない)

 

まず中村倫也が本当にずるい。はじこい山下と全然違うし。私はセクシー元ヤン倫也よりメンヘラ製造機あざ倫也の方が好きです。

 

そしてメンヘラ製造機だったはずが、後半はすっかりメンヘラになってたのも推せる。

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↑貢物を断られるゴン(一番の推しゴン)

 

もちろん原作の全く掴めないゴンゴンも好きです…が!!人の心を取り戻したことで苦しんだり、女性扱いが上手いくせに恋愛偏差値は異様に低くてドン引きな告白をかましたりする倫也ゴンは更に推せました。

もっと苦しんでくれ(歪んだ愛情)

 

これは経費で落ちません(NHK)

重岡大毅のやばさをお茶の間に知らしめるべきだった作品。

それこそはじこい横浜流星並みのムーブメントを起こせた。だってあの重岡くんはさすがに天才すぎたぜ??

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重岡くんって元々いい意味で普通…もちろん顔は一般人の5億倍良いんですけど、近寄りがたい空気はあまりない…同じクラス・サークル・職場とかに居て欲しい感じというか…。

 

要するに、自然体な演技と本人の雰囲気のおかげで「圧倒的リアコ感」に溢れてる。

 

そんな人材を「営業部の若手エース・山田太陽(年下)」に当てたんですよ??

そりゃハマるでしょ。

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そして主演の多部未華子もめちゃくちゃハマり役。

仕事に対して誇りを持っていて、1人で楽しむ方法も知ってて、何でもイーブンにしたい。

そんな女性が恋や仕事を通して、変化したりしなかったり。

観ててすごく共感できたし、とにかく多部ちゃんがかわいい。回が進むごとにどんどんかわいくなっていく。

かわいさの底がない。

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もちろん原作・脚本が良いのは大前提やけど、このドラマがファンタジーすぎずリアルすぎない丁度いい塩梅で進んでいったのは、役者がみんなハマってたのも大きいやろうなと思います。

 

私は山崎さん派ですけどね!!!!

 

 

サギデカ

今年のドラマ5位!!!

リアタイしなかった夏の自分をぶん殴ってやりたい。

 

被害者側・詐欺グループ側・警察側を多面的に描いている最高の社会派ドラマでした。

文化庁の賞をとったのも大納得。

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被害者も加害者も警察も、登場人物の中に「完全な善」「完全な悪」もいなくて、何が正しいのか分からなくなりました…。

 

でも、被害者の言葉に涙を流した加地(高杉真宙)の想いと、そんな加地に向けた「普通が一番。あなたが平凡に生きることが希望になる」という今宮(木村文乃)の言葉は「善」だと思っていいんじゃないかな…。

 

"信じたいものだけを信じる人間はちょろい生き物"って流れからの…

「でもかわいいです、人間」

も好きすぎる。

 

今作の直後に始まった「G線上のあなたと私」も安達奈緒子さん脚本ですが、加地も理人(G線)も「純粋な青年」であることに因果を感じて、勝手に切なくなりました…。

 

無作為にハズレくじを引かされる人はいなくならない…加地くんにも理人みたいな人生がありえたかもしれないんよな…(泣きそう)

加地くんの未来に乾杯!!!

 

そして「セトウツミ」「サギデカ」を同時期に観たことによって、「色々と抱えてる系高杉真宙」がめちゃくちゃ好きだと気づいてしまいました。

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塚原さんにプロデュースしてほしい俳優NO.1はまっひーです。

 

・だから私は推しました(NHK)

今年のドラマ4位!!

はい、3連続NHKでございます。2019年の夏はNHKが無双しておりました。

この作品とトクサツガガガによって「オタクを描かせるとNHKが最強説」が立証されちまった。

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「地下アイドル」というディープな題材を森下佳子さん(ぎぼむす・ごちそうさん・直虎などを書いた超実力派)が描いて面白くならないわけないじゃんねぇ!!!

 

ただアイドル・オタクを描いたサブカル作品だと思うなかれ、何と最初は取調室からスタートです。この出だしから惹かれまくり。

 

もちろん直虎の森下さんなのでヒリヒリ展開も多いです。

「好きなものを好きということの良さ」に焦点を当てたトクサツガガガとは少し違い、「推すこと」の良い面も悪い面もしっかり描いてる。

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卵パックが怖くなりました。

 

でも、暗くてしんどいだけじゃないので、毛嫌いしないでとりあえず観て欲しい。

 

「こじらせキラキラ女子」だった主人公が地下アイドル沼にハマっていく様

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色んな理由でアイドルになっていく女の子達の葛藤

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オタク達の多様な推し方

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全部最高に面白いしリアル。

 

何かを推すのって大変だし負の感情に飲まれることもあるけど、やっぱり最高に楽しいなと思いました。

これを観れば、(節度を持って)何かを推したくなること間違いなし!!!!

 

10月クール

・G線上のあなたと私(TBS) 

今年のドラマ3位!!!民放の中だと一番好きでした!!!

そして安達奈緒子先生の脚本、3作目です。

2019年のベスト脚本は安達先生で決まり。原作アレンジもオリジナルも神。

 

人間関係や日常をリアルに描いた名作。

「大人の音楽教室」で出会った、立場も年齢も考え方も違う3人のやり取りが大好きでした。

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習い事を始めたくなりましたが、何を始めたとしても中川大志は居ないという悲しい現実にギャン泣きしそうです。

 

毎週色んな意味で苦しくなったりニヤニヤしたり泣いたり感情のジェットコースターでした。

きらめく火曜日をありがとう!!!!

↓詳しくはこちらのブログに書きなぐっております

azukigohan.hatenablog.com

 

 

・俺の話は長い(日テレ)

今年のドラマ9位!!!日テレで唯一のランクインです!!!というか、日テレ作品2つくらいしか完走できてねぇ!!(合わないドラマは途中で切る派)

 

ゆるい家族ドラマに見えて実はかなり深かった作品。

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教育・心理学系の卒論の題材とかにもできちゃうと思うんやけど、誰か書いてもらえませんか??

 

基本的にはゆるく、たまに深いことも言いながら、説教くさくなく進んでいったのが凄くいいなと…やればできるじゃん日テレ!!!(何様??)

 

まさに「一生全力モラトリアム」な満が大好きです!!!!


【MV】A応P「はなまるぴっぴはよいこだけ」FULL Ver.

 

↓こちらの記事にもまとめてます

azukigohan.hatenablog.com

 

 

では最後に、私が今年のドラマで夢中になった俳優たちを紹介します!!

 

良質な当て馬と日本体育の父を同時に担った名優!!「雅志」って呼んでもいいかな永山絢斗!!!!

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ナチュラルな演技とかわいい声&見た目の最強未成年!!大分が生んだ奇跡!!来年の顔・森七菜!!!

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明るさの中にコンプレックスを抱えた演技が至高!!TLにレンタル彼女志望が急増!!デビュー楽しみ松村北斗!!!

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今年1番日本人を泣かせた女優!!同い年の星!!アクションも完璧で朝ドラが楽しみすぎるよ杉咲花!!!

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何やっても許される!!!出てくるだけでテンション上がる!!それなのに泣かせてくる!!小学生の頃から大好きです生田斗真!!!

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身体表現も表情作りも完璧!!どの時代・地方でも輝く抜群のルックスとイケボ!!長期休み満喫してねキング松坂桃李!!!

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当て馬も本命も爆イケもちょいダサもいけるんけ??最近の連ドラ出演数日本一じゃね??そろそろ休んで瀬戸康史!!!

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あざとさと頼り甲斐と色気のバランスが世界一!!あなたがいない現実に耐えられる気がしないよ向井理!!!

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超絶美人やのに上手くいかない女子が似合いすぎる!!役で辛い境遇になればなるほど輝く不思議・桜井ユキ!!!

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色々抱えたしんどい若者をやらせたら同年代で一番!!芸術的なお顔に陰な雰囲気漂わせてるのが最高です高杉真宙!!

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実は今年めっちゃ出てたよね??なかなか作品に恵まれないけど、いつだってあなたは輝いてる桐山漣!!!

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全てがかわいいのに出てくるだけで不穏!!強烈な演技にもクールビューティーにも夢中!!日本一被害者面が似合う女優・松本まりか!!

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最高に顔が良い!!いつだってかわいい!!何一つ勝てない!!いつまでも千葉プロを推し続けます千葉雄大!!!

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すごい俳優なのは知ってたけど!!君はいつだって予想を超えてくる!!歳下イケメン俳優にハマったの初めてだよ中川大志!!!

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来年もドラマをたくさん観ます!!!楽しみ!!!!