石原さとみが結婚した。
相手は便宜上"一般男性"と記載されているけれど、さとみが結婚相手に選んだ時点で"一般"とはかけ離れた魅力的な人間であろうことは間違いない。
ツイッタランドでは"俺のさとみ"がトレンド入り。TLは祝福と阿鼻叫喚と妄想(一般男性を名乗る声や架空の一般男性を作り上げる声など)であふれた。
そんな中、私は速報ニュースに添付された写真を見ながら「さとみかわいい…今日もさとみになりたい…」などと考えていた。そう、私はここ数年間ほぼ毎日「石原さとみになりたい」と思い続けてきためんどくさいファンなのだ。
「好きな女優は?」と聞かれたら一番最初にさとみを挙げるし、初めて買った写真集はさとみの『encourage』だし、さとみのメイクや髪型を何度も真似しては素材の違いに絶望してきた。
かわいくて演技力もある魅力的な女優さんはたくさんいるけれど、心の底から"なりたい"と思うのは今も昔もさとみだけ。さとみの何がそこまで私を魅了するのか、改めて考えてみた。
さとみの好きなところ
①とにかくルックスが好き
「性別国籍時代を問わず、全ての人間の中で一番好きな顔は??」と聞かれたらコンマ1秒で「石原さとみ」と答える自信がある。
さとみの存在を初めて知ったのは大河ドラマ『義経』でのこと。義経(タッキー)の妾・静を演じていたさとみに一目惚れしたのが全ての始まりだ。放送から15年も経つけれど、狂気の美しさを誇る白拍子・静御前の姿は今でもたまに夢に見る。
そして「さとみになりたい」という思考にのめり込むきっかけとなったのが『リッチマン・プアウーマン』。メイクと雰囲気が少し変わったさとみに二目惚れした。周りの友達が「小栗旬かっこいい〜〜〜」と大はしゃぎする中、私は静かにさとみに狂っていた。
例えば同世代の女優・ガッキーは「ずっと顔が変わらない。一生かわいい。」などと形容されることが多いけれど、さとみは時代や役によってルックスの雰囲気がかなり違う(もちろんいつの時代もかわいい)
"ただかわいい"だけじゃなく、"どんどんかわいくなっていく"さとみを見ていると「ヘアメイクやファッションって大事だな」と実感したし、「さとみほどの素材はないけど、メイクやファッションを勉強したら少しくらい可愛くなれるかもしれない」と勇気を貰った。
だから私はさとみのルックスが大好きだと叫び続けるし、昨日も今日も明日もさとみになりたい。
②ファッションやメイクが好き
もちろんバラエティ番組などでもさとみはいつも素敵なファッションだけど(色んなファッションを見せてくれた神の24時間テレビもあった)、特に好きなのがドラマでのさとみスタイル。
『失恋ショコラティエ』のあざとかわいいさとみには脳をとかされたし、『5→9』のバリキャリさとみを見ながら「山Pが敵か…勝てるかな…」などと考えた(勝てる訳ない)し、『シン・ゴジラ』では高級グローバルさとみに研究されるガッズィィィーラか共闘するハセヒロか探されるZARAになりたかった。
そして私の日常生活に最も影響を及ぼしたのが『校閲ガール』と『アンナチュラル』のさとみ。
髪型(ヘアアレンジ)を真似したことがあるドラマの登場人物は #ライアーゲーム の神崎直(戸田恵梨香)と #校閲ガール の河野悦子(石原さとみ)と #アンナチュラル の三澄ミコト(石原さとみ)です!!! pic.twitter.com/YySvp7kh2I
— あずきごはん(幸恵)🍩 (@komadorama) 2020年7月9日
『校閲ガール』の河野悦子ファッション(かなり独特)を完全再現するのは難しかったので、髪型とネイルだけ真似した。特にスカーフを使ったヘアアレンジは友達に好評だったこともあって週1,2回はやってた。
『アンナチュラル』の三澄ミコトは極薄シンプルメイク(あのかわいさでほぼすっぴん!?)で白衣ファッションだったので、髪型をほぼ完全再現した(今も私のデフォ髪型はミコト)
ちなみにさとみスタイルの詳細はさとみの写真集『encourage』と『courage』にほぼ全部載っていて、髪型やメイクはそれを見て悪戦苦闘しながら真似した。真似したところでさとみにはなれなかったけど、テンションはブチ上がるので、興味ある人は買ってくれ(ステマ)
③役作りのストイックさが好き
さっきステマした写真集で知った衝撃の事実、なんとさとみは『失恋ショコラティエ』以降の役のヘアメイクに自分でアイデア出しをしたと言うのだ。
「見た目で役の人間性を表現する」という仕事をプロのヘアメイク担当やスタイリストに任せきりにするのではなく、「役作りの一部としてヘアメイクの考案する」ことを選び続けているさとみ。きっと「へアメイクやファッションは少なからず人の内面やその人の目指す姿を体現している」ということを理解しているんだと思う。好き。
もちろんさとみのストイックさはルックスだけには止まらない。『5→9』『シン・ゴジラ』ではネイティブ顔負けの英語力を披露し、『アンナチュラル』『アンサングシンデレラ』では頭と舌がこんがらがりそうな難しい専門セリフをサラッと連発し、『進撃の巨人』では「あれはさとみではなくただのハンジ」との声が殺到するハマりっぷりを見せた。
役によって異なる声色や表情を見せてくれるさとみはどんな役でも輝いている。だからコンスタントにドラマ主演を任せられるんだと思うし、どんな作品に出ても絶対に推すことを辞められない。私の場合、『高嶺の花』『Heaven?』『アンサングシンデレラ』が3連続で自分の好みに合わなかったのに、さとみへの愛とさとみになりたい欲は1mmも衰えていない。むしろ日に日に強くなる。やばい。
そんな感じでずっとさとみになりたいと思いながら生きてきたのに、今だけは一般男性になりたくて仕方がない。おめでとうさとみ。幸せになってくださいさとみ。大好きですさとみ。
気持ち悪っっっっっ!!!!!