あずきごはんの日記

ドラマや映画の感想、推しへの愛を叫ぶブログです。

【着飾る恋には理由があって】レアキャラ向井理と強すぎる横浜流星

向井理が好きだ。まず顔が好き。そして声も好き。スタイル良すぎて距離感がバグるのも好き。顔が豆粒で脚の長さが常人の5億倍なのも好き。そんな完璧ルックスなのに妙にリアルなキュンを投げつけてくるのも好き。特に『わたし定時で帰ります』の向井理生物兵器向井理の「うち来る?」を巡って第5次向井理大戦が勃発したのは記憶に新しいだろう。

 

そんな向井理が火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』にレギュラー出演するという一報が入った時、世界は大いにざわついた。

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わた定ぶりの火曜10時向井理。ヒロイン(川口春奈)の片想い相手。役職は社長。もちろん嬉しい。キラッキラシャッチョな向井理が画面に映ることを想像するだけで10000年は生きられる。でもこれは流石に他のメイン男性出演者が大変なんじゃないか…???

 

そう、このドラマにおいて川口春奈の正規の相手役は恐らく向井理ではない。横浜流星なのである。向井理はあくまでも当て馬(多分)。ヒロインの最初の想い人というアドバンテージがあるのにタイミングの悪さによって当て馬になってしまうイケメン、所謂"三浦翔平枠"というやつだ。でも今回の三浦翔平枠は三浦翔平ではない、向井理なのだ。「あの向井理が当て馬…?まあホタルノヒカリ2では当て馬やったけどさ…令和に当て馬の向井理は想像できんわ…向井理しか勝たんくない…?」そう思ってしまうのも無理はない。確かに横浜流星は顔がいい。売れっ子で実力もある。あと物理的にすごい強い(極真空手世界チャンピオン)。美・金・力の全てを兼ね備えた最強の人間だ。でも流石に向井理には勝てないだろ…。そう思っていた。ドラマを見るまでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向井理、全然出てこん。

とんだレアキャラだった。

 

向井理シャッチョは1話で社長の椅子から引き摺り下ろされ、川口春奈と視聴者の前から姿を消した。今はどこで何をしているのかよくわからない。たまに回想の向井理が差し込まれるものの、それはあくまでも過去の向井理。春奈も視聴者も今の向井理のことは何も知らないのだ。twitterは「サブリミナル向井理」「向井理のいない世界など夏休みのない八月のよう」「いつでも探しているよどっかに向井理の姿を」などの悲鳴で溢れかえり、世界は深刻な向井理不足に陥った。

 

それでも、たまにやってくる回想の向井理は特大の爆弾となり、我々の心臓にクソでかい風穴をぶちあける。蝶ネクタイ×ドットサスペンダーの向井理はこの世の奇跡だし、向井理から贈られてくる花束にはダイヤモンド以上の価値がある。うなぎ×向井理なんて最高×最高すぎて意識飛んだし、向井理からの”使える奴”認定をもらう為に街中の傘袋を拾い集めた。だから私は向井理不足に苦しみながらも、TBSの方角に向けて1日1万回 感謝の正拳突きを行うことにした。

 

向井理を起用し、最高の演出をつけてくださった新井Pと塚原監督への感謝、向井理の最高な台詞を書いてくださった金子先生への感謝、向井理の衣装・ヘアメイクを施してくださったスタッフ様への感謝、向井理を最高にかっこよく撮ってくださったカメラマンへの感謝、向井理を支えているマネージャー様への感謝、向井理をこの世に産み落としてくださったご両親への感謝、そして向井理への感謝。感謝の対象はたくさんある。私の拳が音を置き去りにした頃、きっと向井理のエンペラータイムが訪れるのだ。

 

そんな混沌とした世界に差し込んだ一筋の光、いや一筋の流れ星が横浜流星だった。

横浜流星は約2年前、『初めて恋をして日に読む話』であの深キョン相手に大無双した男。私は生粋の雅志(永山絢斗)派だがユリユリの破壊力は身を以て実感していたし、今回も大暴れしてくれるんだろうな〜とは思っていた。そう、覚悟はできていたはずなのだ。

 

いくらなんでもやばすぎる。

 

好きな子に素直になれない小学3年生ムーブを繰り出したかと思いきや、デジタルデトックスとか言ってしれっと手を繋いだりする。明るくマイペースなのかと思いきや、グランメゾン東京のキムタクみたいな過去をチラつかせて、こちらの庇護欲を煽ってきたりもする。各話のラストに差し込まれる”ドラマのワンシーンを流星目線でプレイバックするやつ”なんて完全に見る違法ドラッグ。そして何よりも横浜流星は顔が横浜流星なのだ。横浜流星の顔なんて全人類が好きなのに、言動までキュンにされてしまってはキュンの過剰摂取で死んでしまう。

 

そんな流星、単体でも十分強いのにくそやばいスタンドも背負っている。

そう、主題歌担当・星野源である。星野源といえば「星野源が生まれて日本の音楽界と映像界の均衡が変わった」と言われるほどの特級エンタメ師。エンタメ界の五条悟。そんなやばい奴がドラマ終盤(流星無双時)に超絶名曲「不思議」を繰り出す。瞬間、春奈と視聴者はキュンの領域展開を目撃する。(流星の)何もかもが見える!!全て感じる!いつまでも情報が完結しない!!

流星と星野によるキュンの無量空処は向井理に飢えた我々をしっかりと捕らえた。輝いたのは鏡でも太陽でもなくて横浜流星星野源だったし、あの頑なで意地っ張りな私を変えたのは横浜流星星野源だった。Love Storyは歩き出すし、明けない夜はない。もう横浜流星エンドでいいんじゃないか。流星と春奈のイチャラブドラマのまま終わってもいいんじゃないか。向井理は我々が知らない所で既にクランクアップしてしまっているんじゃないか。そんな考えが頭を過ぎる。

 

否、私は向井理じゃなきゃダメなんだ。

向井理にしれっとキュンを投げつけられたいし、向井理の脚の長さと顔の良さに絶望したい。向井理のバックにも星野源が欲しい。全てを掻っ攫っていく向井理を前に立ち尽くすことしかできない可哀想な横浜流星が見たい。だから私は今日も拳を突く。向井理と彼の周りの方々とドラマ関係者への膨大な感謝の中に、ほんの少しだけ個人的な願いを込める。

向井理の出番が1秒でも長くなりますように。あわよくばハンターハンターの連載も再開しますように。」